英会話と英語リーディングは車の両輪。☆ストーリーを音読することで、両方マスターできます。英会話学校で12年教え、現在「英語でリーディング専門 クローバー」講師 Andy のブログ☆






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Andy Tachibana

Author:Andy Tachibana
こんにちは!大久保で「英語リーディング専門 クローバー」というマンツーマン英語教室を開いているアンディ立花です。これから英会話をマスターしたい!英語もスラスラ読めるようになりたい!というあなたのために、必要なノウハウをすべてこのブログにまとめました。☆
Twitterは clover_reading です。



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視点3:英会話と翻訳は別の技術と心得る
 
 仕事がら英語学習相談にのる機会が多いです。
初級、中級、上級を問わず一番多い悩みは「わたしには単語力がない。
だから流暢に話せない。」というもの。
こう言う生徒にはきまって共通の思考パターンがあります。
それは頭の中で「・・って英語で何ていうんだろう。」と考えてしまうくせがあることです。
考えだすと頭の中は真っ白になり、会話中に三秒以上の沈黙が生まれます。

 日本語を英語に訳すのは英会話ではなく翻訳です。
プロだって辞書を使ってじっくり取り組む作業なのに、素人が一瞬でできるわけがないのです。
それに私たちの日本語は上級レベルなのだから、
訳そうとすると常に上級レベルの英語が必要になってしまいます。
これではいくら勉強しても英語は話せるようにはなりません。

 発想の転換が必要です。英語を話すときは訳してはいけません。
自分がすでにもっている英語だけを見つめ、それを最大限生かす。
一見むずかしそうなことでも、初級の表現で十分間に合います。
ただし完全主義は捨てなければいけません。
時間をかけて百点をとるのではなく、一瞬で八十点をとる。
それが英会話です。

 
たとえば、初級レベルの生徒が次のように言いたい場合。
 「日本政府が米国産牛肉を輸入再開する予定と聞き、牛丼好きのわたしとしてはとても嬉しい。」

後半部分はI like gyudon. I am happy.でいいですが、
問題は前半部分をどう表現するかです。
government(政府),import(輸入する)は中級の単語だからとりあえず使えないとします。
そうするとJapan is going to buy U.S beef again.になる。
または「アメリカの牛肉がまた日本にやってくる」と発想して、
U.S beef is coming to Japan again.と言ってもいいですね。
すべて初級のテキストにでてくる単語ばかり。

自分がもっているものを生かせば初級は初級なりに話せるし、
中級は中級なりに話せます。
一番いけないのはレッスン中「先生、『輸入再開』って英語で何て言うんですか。」と最初から聞くこと。
こう質問する人はせっかくの英会話の練習をする機会を自分で放棄してしまっています。

 もうひとつ例を挙げましょう。中級レベルの生徒が次のように言いたい場合。

 「フランスに旅行に行こうと思ったが、パリで夜間外出禁止令がでたので、
やっぱりやめることにした。」

I was planning to go to France, but I changed my mind.まではいい。
問題は「夜間外出禁止令」です。
辞書にはcurfewとありますが、上級の単語なので使えないとします。
そうするとYou are not allowed to go out at night in Paris.になります。
もしallowedが浮かばなければ、You can’t go out at night in Paris.でもかまいません。
一般の人をあらわすYouの使い方が少しむずかしいですが、あとはやさしい単語ばかりです。
(初級の人はPeopleを主語にしてもOK。)
中級レベルの人はこういう初級レベルの表現が早口で言えるように練習するといいと思います。

翻訳の場合、原文に忠実でありながら、言語の壁を乗り越えなければいけません。
日本語と英語がちがうのは何も単語や語順ばかりではありません。
発想や文化もことなります。

しかし、英会話の場合はあれこれ考え込まない方がむしろいいのです。

しょせん外国語とわりきり、
いいたいことが一瞬でどれだけ伝えられるかに
全エネルギーをそそぎます。

むずかしく考えない。

シンプルでいい。

そのことに気づけた人は必ず英語が話せるようになります。


ポイント整理③→

英語を話すときは、
自分がもっている英語だけを見つめベストをつくす。




「英語の潜水艦」
http://eigonoumi.blog121.fc2.com/



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視点4:実用英語で大切なのは場面である
 
 資格試験には空欄の穴埋め問題がよく出題されます。
この手の問題演習をする際もセンスの有無が問われます。
センスのある人は一度問題を解いて答あわせをしたら、正しい答を何度も読んで覚えてしまいます。一方、センスのない人は不正解の選択肢を眺めてなぜまちがっているか分析ばかりしてしまいます。

 次の問題を見てください。

1.私は小学生の頃、(   )科目は何ですかときかれるたびに音楽と答えていた。

①有能な ②上手な ③安心な ④得意な

2.彼のゴルフの今シーズンの結果は世界第4(   )で、前より悪くなった。

①番 ②等 ③位 ④負

3.説明書に(   )組み立てたのに、動かない

①沿って ②沿った ③沿う ④沿っては

4.平和の願いを(   )ハトを飛ばす。

①入れて ②こめて ③めぐって ④通して

5.新入社員が居眠りをはじめたので、(   )しまった。

①あこがれて ②あきれて ③あぶって ④あおって


[正解1.④、2.③、3.①、4.②、5.②]

 こういう問題演習をするときは(学問として言葉を学んでいるひとは別ですが)、
「なぜまちがっているのか。」WHYという質問はあまりしない方がいいと思います。
時間の無駄になることが多いからです。

たとえば、2番の問題で「世界第4番」でなぜいけないのでしょう。
それは(少し乱暴な言い方をすると)ネイティブがそう言わないからです。
不正解の選択肢に振り回されると、正解もうろ覚えになってしまいます。
ですから日本語が話せるようになりたかったら
「世界第4位」と何度もつぶやくのが正しいやり方です。

こうやって何度も読み、何度も書き、あたらしい表現を自分のレパートリーにしていきます。
「なるほど、こういうときにはこういう表現を使うのか。」
WHAT, WHEN, HOWを大切にします。理屈抜きにことばと場面をむすんでいきます。
それが一番手っ取り早く外国語を習得する方法だと僕は思います。


ポイント整理④→

実用英語では「何を・WHAT」「いつ・WHEN」「どのように・HOW」を大切にする。




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視点5:純粋な言語は存在しない

 最近、韓国語に興味をもち、『これだけ覚える韓国語会話』という入門テキストを購入しました。
基本編を開くと「韓国語と日本語は語順が同じ
日本語の語順のままに韓国語を話すだけで、ほとんどの場合意味が通じます。」と書かれていました。 それはありがたいことだとそのまま学習を続ければいいものを、
なぜ同じなのかが気になってしまいました。
「なぜ・WHY」という質問は危険です。それはときに学問の扉を開けてしまうから。 けっきょく僕は問いの答えをもとめて、
(夏休みでひまだったこともあり)図書館に通うはめになってしまいました!
比較言語学の本を何冊も読みあさり、その結果いろいろな説があることが分かりました。
その中でも特に分かりやすいのが同一起源説です。

われわれの祖先はむかしバイカル湖付近(ロシア東部)でマンモスを追いかけていた。
ところがマンモスが減少し、食糧難に陥った祖先は食糧をもとめて移動しなければならなくなった。
そして南下して朝鮮半島に入ったグループとサハリン経由で日本列島に入ったグループとに分かれた。(後者がいわゆる縄文人になる。)
彼らが話していた言語(「古極東アジア語」というらしい)が
主語+目的語+動詞の語順だった。(例:わたしは肉を食べる。)
その後、海を隔ててそれぞれの言語が独自に発展していった。
日本語と韓国語で文法が同じで単語が異なるのにはそういう成立起源があるからだという。
 
この時点で質問の答えは出たのですが、
おもしろいのでそのまま日本語の成立過程に学習をすすめました。
その後、南の方から(岩波古語辞典を編纂した国語学者、
大野晋先生によると南インド)稲作の文明をもった人たちがやってきて日本文化の基礎の基礎となる単語をもたらした。彼らが弥生人。
現代の日本人は縄文人と弥生人の混血と言われているが、
言語も北からの文法と南からの単語が混ざり合って
古代日本語ができあがる。

卑弥呼が話していた日本語がこれです。
その後、西の方から漢字と一緒にすぐれた大陸の文明が流れてくる。
なお、発音に関して日本語はポリネシア語の影響も見られるという。
ハワイ語をはじめとするポリネシア語は日本語と同様、単語が母音で終わる特徴がある。

以上、単純にいろいろな学説を合わせると日本語は、北から文法、南から単語、西から文字、
そして東からは発音がやってきたことになります。
比較言語学の本を調べ、日本語は複数の言語が混ざり合って成立したことが分かりました。

英語はどうでしょう。ここで英語の歴史の概略を見てみましょう。

英語はもともと島国であるイギリスの言語だが、
紀元前その島にはブリトン人(ケルト人)が住んでいた。
その後紀元前55年ローマ帝国に侵略され、ラテン語がもたらされる。
5世紀に入りローマ人が撤退すると、現在のドイツ北部やデンマーク地方からアングロ・サクソン人がやってくる。彼らの話していた言葉が英語の母体(古代英語)となる。
バイキングの時代をへて、1066年ノルマンディー公ウィリアムがイギリスを征服。
フランス語がもたらされる。
13世紀ごろまでは英語が「日常語」フランス語が「公用語」という二重生活が続いた。
15世紀ごろからロンドン周辺の方言が有力となり、日常語だった英語が標準語(中世英語)となる。
16世紀にはシェイクスピアが登場。大きな辞書もでき、スペルも統一される。
18,19世紀、大英帝国が七つの海を支配。英語が世界に広まる。
それから現代に入りアメリカ合衆国が台頭。映画、コンピューター、
宇宙などさまざまな分野でアメリカ英語が強い影響力をもつにいたった。
今日、英語はイギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、
南アフリカといった国々の公用語であるだけでなく、
世界で最も学習者人口の多い言語でもあり、実質、国際公用語の地位を築いている。
(参考図書:『楽しくなる英語』江川泰一郎、『英語ものがたり』平野次郎)

これが英語という言語の歴史です。英語もまた長い時間をかけて複数の言語の影響を受けつつ、成立しています。

純粋な言語は存在しません。そのことをちょっと覚えているだけで、
余裕をもって英語に接することができるようになります。

これで英文法を勉強していて、例外が出てきたと大騒ぎしなくてもよくなるはずです。
長い歴史があることをふまえ、今使われているありのままの英語の姿を受け入れていけばいい。
ちなみに日本語では牛の肉は牛肉といいますが、
英語では動物はox(アングロ・サクソン系)、肉は beef(フランス系)と分かれます。
これはある時代、働いて牛を育てる人とテーブルで肉を食べる人が違っていた頃のなごりだということです。

cowbullはどうなんでしょう。興味のある方は調べてみてください。


ポイント整理⑤→

英語は複数の言語の影響を受けて成立し、
全世界に広まりさらに進化した。




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視点6:英語のこだわりは単数と複数

 先日、外国人の友人に「今度パーティーに友達をモッテイキマス。」と言われました。
通じたので直しませんでしたが、正しくは「連れていきます。」ですね。
どうしてこういう間違いをするかというと、英語につられたからです。
英語のbringという動詞は①~を持っていく(くる)、
②~を連れていく(くる)、人、モノ両方に使える言葉。
 
ここに大切なポイントがかくされています。
つまり、日本語は人かモノかにこだわる言語であり、
それによって動詞が変わります。
一方の英語は、人かモノかではこだわりません


例1.
★ 彼は「愛してる」と言う
☆ He says “I love you.” 

★ 手紙には「愛してる」と書いてある
☆ The letter says “I love you.”

例2.
★ 彼女はすごい才能を持っている
☆ She has a great talent.

★ イタリアにはおいしいワインがある
☆ Italy has great wine.

 英語のこだわりで大切なのは単数か複数かです。
この点、は日本語ではあまりこだわりません。


例1.
★ There is a slide in the park.
☆ 公園にすべり台が一つある

★ There are two swings in the park.
☆ 公園にぶらんこが二つある

例2.
★ Excuse me.
☆ すみません。(一人の場合)

★ Excuse us.
☆ すみません。(二人の場合)

 英語と日本語、それぞれの特徴をおさえておきましょう。
そうすれば、英語を話すとき、日本語につられなくてすみます。


ポイント整理⑥→

英語は数にこだわり、日本語は人かモノかにこだわる。



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視点7:英語を自分のことばにする

昔、学校の英語の教科書にIf I were a bird, I could fly to you.
(もしわたしが鳥だったら、あなたのところに飛んでいけるのに。)という例文が出ていました。
(ちなみにこの例文は明治時代の教科書にものっているらしい)
有名なので覚えている方も多いと思います。
しかし日常会話ですぐに使えるセリフとは言えません。
「もっと使える英語を学校で教えてくれればよかったのに。」とぐちのひとつもこぼしたくなります。
  
しかし、一見使えそうにない例文でも
少し工夫すればすぐに使えるようになります。
構文はそのままにして、単語を入れ替えればいいのです。


(この作業を「パーソナライズ」といいます。)

If I were a rich man, I could buy a house in Hawaii.
(もしわたしがお金持ちだったら、ハワイで家が買えるのに。)

英文法の教科書や英会話のテキストにでてくる例文はそのまま覚えなくてもいいのです。
それらは手段であって目的ではありません。
だから新しい文を学習したら、どんどんパーソナライズして
自分のセリフにしてしまうこと
です。

★ I am interested in Korean dramas.
 (韓国のドラマに興味があります。)
★ My favorite actor is Yon-sama.
 (好きな俳優はヨン様です。)
★ I would like to go to Seoul someday. 
 (いつかソウルに行きたいです。)

 もしあなたが野球ファンでイチローが好きだったら、
下線部を変えてみるといいでしょう。

☆ I am interested in Major League Baseball.

☆ My favorite player is Ichiro.

☆ I would like to go to Seattle someday.


ポイント整理⑦→

単語をひとつ変えるだけで英語は自分のことばになる。




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